俺も闘ってるし君も闘ってるのだから、
と いいかけて、やめる。
言葉は、読む人の、読みたい言葉に、変わったりするものであるから。
俺は俺の、「まっすぐな道でさみしい」をやらなきゃいけない。
彼は彼の、「まっすぐな道でさみしい」をやり、彼の場合は、他人を巻き込み、「まっすぐな道」を歩いている。
それがいいかわるいか、知らんが。
でも、いいかわるいか 言えないと、前に進むことができない、ということだって、ある。
どうしようも、ないのだ。
誰でも彼でも。
君は君の、道があり、それが決して、誰と劣るとも、意味が勝るとも、思わないことだ。
そう、そうすべきである。
(21:10)