2016年06月15日

その押し入れの中から
出て
そんで外まで
出る
つうのもね

家の中にも
無限の景色があった
でもほんとは
無限じゃない
のだ

けれど
美しいものは
そこにあり
それに気づくかどうかが
肝要です

あ、ござの上に毛虫がはってるぞ
あ、いまトカゲが走った

とりあえず
陽はさんさんとトタンを照らすが
その内側の私には
いたってやわらかな光だ
良くも悪くも

(16:52)

2016年06月08日

自他のふん別なく
なにも思考せず
やればよし

ベランダの穴
丘の上の一軒家
履き捨てのサンダル
レースのカーテン
フローリングの刻み
赤と白の鉄塔
杉の木五本
電線のネットワーク
もっぱら白い雲
空の水色さ
止まった道路
自転車の横切り


(09:06)

2016年06月05日

その他大勢の中へ繰り込んで行く
私の中の多数へと
少数派の異議は
受理されない
あるのは冷笑
と 反感
覆したい欲求を
彼はためかねて
背を向け立ち去る
後光が差すかと見まごうほどの
怒涛が押し寄せ 閉じる

グループ内には
反対は厳禁
つまはじきにされる
さもなくば死
わかりやすいほどの
首切りの儀礼
肝心なところは見せないまま
やさしい条理はただ空振る

いっちょ笑顔でやってみねえ?
いっちょ前にお前ほざく
はらわたむかつく
およその皮膚反応通り一遍
像をなさない油彩画の如し
けれども継続は不断にあらねば


(01:38)

2016年06月01日

くわっぱ

(01:11)

2016年05月30日

暗いくらい
夜の底に 沈んで
やってくる
朝陽を
まつ

ru ru ru ....
lu lu lu ...

健やかに
鮮やかに
水のごとく
蝶のごとく

... ... ... ...
... ... ... ...

戦争を
起こした
国の 取り決めに
旗を 破って

ru ru la la
ru ru la la

(20:45)
ジョバンニだかなんだか知らねえがふざけんじゃねえぞ

そう
八つぁんが申しますので
八つぁんの申し出をお聞きしました

あいつは
あ いつは
ぶっころす
あいつはー
ゆるせん
よからん やからやー

八つぁん
八つぁんは
本を 読めませんでした
八つぁんは
取り乱します
服を
整えて
腕を引っ張ってつれてゆきます
あいすまへん
すまへんおま

(19:31)
女子供のために生きていたはずなのに
女子供から相手にされないなんてね

けけ
卑屈になるのも仕様がない

ゴンドラが
川を渡る船だったんで
やたら不安な気分になっちまった
おれらが生まれてきた産道
川を上がる ことはできず

うおー
うお
うお
うお
ぎょぎょぎょ

(19:25)
ほいほい
無駄な努力だぜ
あの人
やってもしょうがないことして
でもそれが
あの人のフォームで
それやんないと
なんか崩れちゃうのかなって
推測してみた

おれは
外れてるよ
いつもの予想も外れてる
キレイナホシゾラナガメテルなんて
提出する用の ポーズも
めっちゃ外れてる

ああもう 孤独は
駆け足で去ったりやってきたり
忙しいよねあいつ
僕らの子供に
トモダチとの遊び方を
教えてあげよう

きけなかったよね
きけなかったあなたの
本の朗読を
私がきかして しんぜよう

不在は
無限に ありまする
それ お望みの
おまえの 本心に
ようくお尋ねなさい
おまえは 求め
一心に求め
そうして 得られない
から
かえってデタラメやろうとしてる
お叱りなさい
改めなさい
おまえの子供の眼は
いまだおまえの真ん中にあり
おまえをひとり立ち できなくさせている


いつも夕暮れを自由に飛んでいた
鳥が3羽とも地面に落ち
100年前のドイツのような
レンガに焼かれて焦げている

ちりとりをもって
おじさんがやってきて
それ掃いて
また
夕暮れは進行する
スムーズに 切れ目なく
進行 してゆく

(19:07)
いろいろ
とまどう
アヒルのような
知性で
通りを歩き
バカだと気づかず
駄菓子屋でお菓子を買い
食いながら歩き
バカだと気づかず
花をふんづけ
教会を素通りし
すべて気づかず
学校についたが
なにも気づかず
家に帰っても
なにも気づかない
でいた

その通りなので
その通りだということで
許しを乞おうと
考えはじめたが
なにが悪いか
よくわからなかったので
なんの説明も
できなかった

アヒルは
気づかれないまま
死ぬ
べきである

(17:37)
ドレスデン で
あっち で
いまかんがえてること
その間違い


マチガイがあって アア
なにがまちがいか
わからんくなり
その都度の 感情と
建前からの おすすめに
うーんと うなる ばかりです

うーん
とね

概して
逃げ 逃げ回りたい
ことからの
逃走として
機能する
諸反応が
あれっぽいね

蓋するか
ああ
お口に

(17:17)